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お腹の症状で代表的なものとしては腹痛、便通異常 (下痢や便秘) がありますが、お腹の張り (腹部膨満感) も腹痛などの症状と同じく、皆さんも一度は経験したことがある症状ではないでしょうか？
腹痛や便通異常、お腹の張り (腹部膨満感) などの消化器症状がみられる場合は何かしらの異常が生じている可能性があります。心当たりがある方は当院の消化器専門外来までご相談してください。
- お腹が張ったような感じがする (腹部膨満感)
- お腹が張って苦しい
- お腹にガスが溜まっている
- ここ最近、お腹の調子が良くない
- ここ最近、便秘気味である
上記のような項目に該当する方はお腹の張り (腹部膨満感) を感じる原因を検査し、お早めに適切な治療を受けていただくことをお勧めします。些細な症状でも構いませんので少しでも違和感を感じる場合は、北九州市八幡西区の白𡈽医院までご相談してください。当院では消化器内視鏡専門医による消化器専門外来を実施しています。
便秘や下痢の症状も？
お腹の張りだけでなく、下痢や便秘といった他の消化器症状がみられる場合もあります。
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便 秘
便秘は3日以上排便がない、または、排便はしたがすっきりせずに残便感を感じる状態です。便がここ数日出ていない方・便秘解消で市販のサプリメントを試されている方・便意を感じていても中々でない方・便が出ても残便感を感じて心配な方は一度当院の消化器専門外来までお気軽にご相談してください。
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下 痢
便中に含まれる水分量が多くて便としての形を保てない水様性の便を下痢と言います。下痢は排便回数が増えるためトイレに行く回数が増えてしまいますので、日常生活に影響を及ぼすことがあります。下痢が生じている原因をしっかりと検査し、適切な診断治療を受ける事をお勧めします。下痢症状で困っている方は当院の消化器専門外来までお気軽にご相談してください。
考えられる病気
お腹の張りが慢性的に続いている時は、以下のような病気の可能性が考えられます。
過敏性腸症候群
精神的なストレス、過度な緊張などの内因的な要因が過敏性腸症候群の発症に関わっていると言われています。過敏性腸症候群では、精神面が不安定になって腸管の蠕動運動（便を肛門に送り出す腸管の働き）が過敏状態となり、下痢、便秘、腹痛、お腹の張りといった消化器症状がみられます。ストレスフルな社会でもあり最近では過敏性腸症候群の患者数は増加傾向です。
潰瘍性大腸炎
潰瘍性大腸炎は自己免疫系に異常が生じて大腸粘膜上で炎症が生じる病気で、国が指定する難病の一つです。潰瘍性大腸炎はお腹の張り以外で、腹痛、下痢、血便などの症状があります。潰瘍性大腸炎は治療せずに放置していると大腸がんを引き起こすこともありますので、消化器の専門医が在籍しているクリニックまでご相談してください。
腹水
お腹に水が溜まってしまう病気を腹水と言います。腹水は肝硬変、悪性腫瘍（がん）などの病気が原因となって生じます。腹水の発症初期段階では、特に自覚症状を感じることは少ないが、腹水が悪化していくとお腹の張りを感じるようになります。
大腸がん
大腸がんは運動不足、脂っこい食べ物の過剰摂取、飲み過ぎ、喫煙、野菜の摂取不足など日常の生活習慣が発症に関与していると言われています。大腸がんはお腹の張り以外で、腹痛、食欲不振、お腹の違和感、下痢、便秘、血便、便が細長くなるなどの症状がみられます。大腸がんは病状が進行してから自覚症状を感じるようになりますので、少しでもお腹に違和感を感じることがありましたらお早めにご相談してください。
腸閉塞（イレウス）
腸閉塞とは腹部の手術による組織癒着、ヘルニア、大腸がんなどが原因となって腸管内が狭くなってしまい、便が肛門まで運ばれるのが障害されてしまいます。腸閉塞の症状としてはお腹の張り以外では、腹痛、便秘、排便困難、嘔吐などの症状があります。
機能性ディスペプシア
機能性ディスペプシアはお腹の違和感などの消化器系の自覚症状を感じるが内視鏡検査での画像所見では特に異常が確認できな病気です。機能性ディスペプシアの症状としてはお腹の張り以外は、腹痛、胸焼け、胃痛、胃もたれ、吐き気、食欲不振などがあります。
大腸カメラ検査で早期診断を
上述しているような病気では、お腹の張りを感じる場合があります。お腹が張っている以外で腹痛や便通異常 (下痢・便秘・血便)、吐き気などの消化器症状がみられる場合は、消化管内の精密検査のために内視鏡検査を受けるようにしてください。
当院では消化器内視鏡専門医による消化器専門外来を実施し、必要に応じて内視鏡検査 (大腸カメラ検査) を皆様に実施しています。お腹の張りでお困りの方は当院の消化器専門外来までお気軽にご相談してください。
文責：白𡈽睦人
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