北九州で胃カメラ検査を実施|折尾駅から徒歩2分の白土医院

<休診日> 水曜午後・日祝日

福岡県北九州市八幡西区堀川町12-25

以下の項目に該当する方は要注意です!

胃カメラ検査とは

胃カメラ検査は、口や鼻から内視鏡スコープを挿入して食道、胃、十二指腸を観察する検査です。胃カメラ検査では食道がん、胃がん、逆流性食道炎、急性・慢性胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの病気の診断ができます。胃カメラ検査にかかる所要時間は10~15分程度で検査が終わります。

胃カメラ検査は「苦しい」「辛い」検査と思われている方が多いですが、当院では患者様に快適に、そして安心して受けていただけるように様々な配慮を施しております。是非最後までお目を通していただけますと幸いです。

当院の胃カメラ検査の特徴

苦痛を抑えた胃カメラ検査

当院では鎮静薬を使用した胃カメラ検査を実施しております。胃カメラ検査時に鎮静薬を使用するため、検査中は「眠ってリラックスした状態で胃カメラ検査」を受けていただけます。胃カメラ検査時に鎮静薬を使用するメリットとしては喉や身体の力が抜ける事で、内視鏡スコープがスムーズに進みますので検査中の苦痛が軽減されます。

オリンパスの内視鏡スコープを導入

当院ではオリンパス社の内視鏡スコープを導入しています。近年、内視鏡スコープの画質や解像度が大幅に改良され、今までは見落としてしまうような小さな癌であっても早期発見し易くなりました。

土曜日での胃カメラ検査も実施

当院では、平日お仕事や家事で忙しい方でも胃カメラ検査を受けていただけるために、土曜日も胃カメラ検査を実施しています。胃がんは40歳を過ぎた頃から発症リスクが高まります。胃がんで苦しい思いをされる方を減らしていくためにも是非土曜日の胃カメラ検査を受けていただきたく思います。

即日胃カメラ検査が可能

急な「胃痛」「胃の不快感」「吐き気」などの症状がみられる場合は、胃カメラ検査の予約を行っていなくても、緊急胃カメラ検査を行うことも出来ます。ただし、直近のお食事内容によっては緊急胃カメラ検査が行えないこともあります。先ずは当院までご相談して頂き、胃カメラ検査の実施有無をお伝え致します。

早朝に胃カメラを実施

当院では8時30から早朝胃カメラ検査を実施しております。お仕事を休めないサラリーマンの方でも、胃カメラ検査を受けてから出勤することも可能となりますので、胃カメラ検査のためにお仕事をお休み頂く必要はありません。
※早朝胃カメラ検査の実施日は水曜日、木曜日、土曜日となります

感染対策の徹底

当院では徹底した感染対策を行っております。胃カメラ検査時には、医師は防護服、手袋、マスクを装備し、飛沫感染対策と接触感染対策を徹底しておりますので、ご安心して検査を受けていただけます。また、検査時に使用する内視鏡スコープの洗浄においても、学会が推奨する洗浄方法を行っておりますので、ご安心ください。

胃カメラ検査後の結果説明は丁寧な説明を心がけています

カメラ検査中に撮影した内視鏡画面を一緒に確認しながら、検査後の結果説明を行っています。説明時に分からないことなどございましたら、お気軽にご質問をしてください。

胃カメラ検査で
診断できる病気

胃カメラ検査では食道、胃、十二指腸内で生じる病気の観察が出来ます。

逆流性食道炎 (胃食道逆流症)

何らかの原因で胃酸が食道内に逆流し、食道粘膜上で炎症が生じる病気です。よくみられる症状は「胸焼け(胸やけ)」「胸の辺りが熱く感じる」「胃痛(上腹部痛)」「胃もたれ」「口が苦い感じ」「喉の違和感」「喉のつかえ感」「慢性的な咳」などがあります。
逆流性食道炎についてもっと詳しく

食道がん

食道粘膜に発症するがんで、症状としては「喉の違和感」「喉がしみる感じがする」「喉のつかえ感」などがみられます。食道がんは飲酒や喫煙習慣のある方は発症リスクが高くなる傾向にあります。また、バレット食道がんは欧米で多いですが、胃酸が逆流する事で炎症が生じます。つまり、逆流性食道炎も慢性的に続くと食道がん(バレット食道がん)の原因となる事もあります。

胃がん

胃で発症するがんで、「胃の不調」「胃の不快感」「慢性的な胃痛」「食欲不振」などの症状がみられます。ピロリ菌感染している方は胃がんの発症リスクが高まります。胃がんは早期発見ができれば根治治療も可能となります。胃の不調は軽視される事が多いですが、少しでも異常を感じましたらお早めにご相談ください。

萎縮性胃炎

ピロリ菌に感染している方によくみられる胃炎です。萎縮を認める粘膜では胃潰瘍や胃がんなどの発症リスクが高まる傾向にあります。

胃潰瘍

心窩部痛(みぞおち付近の胃痛)がみられる事が多いですが、その他では「吐き気・嘔気」「胃もたれ」などがみられます。胃潰瘍が重症化すると胃壁に穴が開き外科手術が必要になったり、出血して貧血を生じたり、吐下血を生じる事もあります。

十二指腸潰瘍

空腹時の心窩部痛(みぞおち付近の胃痛)が特徴的です。重症化すると出血が続き、出血性ショックを招く事もあります。出血した場合は胃潰瘍よりも止血が困難となる場合が多いです。また、十二指腸は比較的薄い膜で覆われており穴が開きやすいので注意が必要です。

ヘリコバクター・ピロリ (ピロリ菌)

胃の中で発見される細菌です。ピロリ菌に感染していると胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がんなどの消化器系の病気の原因となります。胃カメラ検査でピロリ菌が疑われ、更に検査を進めてピロリ菌に感染していると診断した方には、除菌治療をお勧めします。
ピロリ菌についてもっと詳しく

胃アニサキス症

アニサキスは寄生虫の一種で魚介類に寄生しています。加熱処理が不十分な海鮮類を食べるとアニサキスに感染する事があります。アニサキスは胃壁内に侵入していくので激痛を伴います。先ずは内視鏡検査でアニサキスを直接取り除くと症状は速やかに改善します。
アニサキスについてもっと詳しく

上述している病気は胃カメラ検査で診断ができる代表的な病気です。

胃カメラ検査の流れ

胃カメラ検査の前日まで

普段お飲みになられているお薬の中には、休薬となるお薬もありますので、胃カメラ検査を受けられる際は必ず事前に医師までご相談下さい。

胃カメラ検査前日は夜9時までに夕食を済ませていただきます。夕食はうどんやお粥などの消化の良い物をお召し上がりください。また、夜9時以降はお水やお茶などの色の付いていないお飲み物は飲んでいただいて構いません。

胃カメラ検査当日の朝

胃カメラ検査の当日は、胃カメラ検査が始まる1時間前でしたらお水やお茶、スポーツドリンクなどの色の付いてない飲み物は飲んでいただいて構いません。
※胃カメラ検査が終わるまでは絶食となります

胃カメラ検査開始30分前には受付を済ませていただきますが、その際に診察券と胃カメラ検査の同意書を確認させていただきます。また、胃カメラ検査時は鎮静薬を使用する事もありますのでお車やバイクでのご来院はご遠慮ください。

胃カメラ検査中

①鎮静薬を投与するために注射用の針を腕の血管に留置します。

②内視鏡室に入っていただき、左側を向いて横になります。

③喉にスプレーや鎮静剤の投与を行います。

④マウスピースを咥えていただいてから胃カメラ検査開始。

鎮静薬を使用するので胃カメラ検査後は休憩室で休んでいただきます。個人差はありますが30~60分ほどは休憩していただきます。

胃カメラ検査後

休憩後は診察室で胃カメラ検査中に撮影した画像を見せながら検査結果を説明致します。

癌の疑いのある組織が見つかりましたらその場で組織採取(生検)する事もあります。生検をした場合は病理診断に1週間ほどお時間がかかりますので、再度お越しいただく事となります。

胃カメラ検査後の食事について

胃カメラ検査の前処置として、鼻やのどに麻酔を行います。そのため、胃カメラ検査が終了してから1時間以上は食事をすることができません。1時間経過してから少量の水を飲んでいただき、むせたり・のどに違和感を感じないかを確かめるようにしてください。胃カメラ検査後の食事については、油ものや食べすぎには注意をしてください。また、胃カメラ検査時に組織採取を行った場合は、アルコール類の摂取は控えていただき、消化のよい食べ物を食べるようにしてください。

胃カメラ検査費用

当院の胃カメラ検査の費用は以下の表をご参照下さい。

1割負担2割負担3割負担
胃カメラ検査(観察のみ) ¥1,140 ¥2,280 ¥3,420
胃カメラ検査+病理組織検査あり(1か所) ¥1,320 ¥2,640 ¥3,960

※上記の表に書かれている費用は目安の金額です。
実際の費用とは異なる事がありますので詳細についてはお問い合わせ下さい。

※初診料・再診料は別となります。

※上記の内容とは別途、検査食と下剤代がかかります。

お問い合わせ

近年では胃カメラ検査を実施しているクリニックが増えている事もあり、昔と比べて胃カメラ検査は普及しつつあります。そのお陰もあり胃がんで亡くなる方は減少傾向です。

この地域で胃がんで苦しむ方を一人でも多く減らす事が出来るよう、当院では今後も胃カメラ検査を1件1件丁寧に提供して参ります。「お腹が痛い」「胸焼けがする」「胃もたれがする」「胃の不調が慢性的に続く」などの症状がみられる際はお早めにご相談下さい。

文責:白土睦人

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