フレイル予防のための運動としては、心肺機能を高め、体力、持久力の向上を促すことのできる有酸素運動(ウォーキングや水泳)と、筋肉の柔軟性を高め、関節の動きの改善を促すストレッチ、転倒予防や歩行速度を高めるためのバランス訓練などがおすすめです。
また、高齢者でも1日に体重1㎏あたり1.0g以上のたんぱく質を摂取することが大切と言われます。たんぱく質はさまざまな種類のアミノ酸でできていますが、なかでもバリン、ロイシン、イソロイシンの3種類のアミノ酸(BCAA)は筋肉量を増やす上で重要だと考えられています。食品として、チーズ、豚肉、牛肉、ハム、さば、大豆、豆乳、卵、などがあり食事にとり入れましょう。